7/26 12:00 UP!
蟬時雨のなかの静けさについて
蟬の声が、朝から途切れずに続いています。
うるさいはずなのに、しばらく聞いていると、かえって静かに感じることがあります。
音が一定に満ちると、そこから輪郭が消えて、背景のようになるのです。ひとつの音が、逆に静けさの器になります。
人の頭の中も、これに似ています。考えがひとつ鳴り続けていると、それ以外の雑音が遠のくことがあります。
無理に静かにしようとするより、ひとつの音に身を預けるほうが、楽なときもあります。
蟬の声のなかにも、余白があります。満ちた音の底に、静かな場所が残っています。
音の多い夏こそ、その底のほうへ、耳を沈めてみてほしいのです。
たけと
うるさいはずなのに、しばらく聞いていると、かえって静かに感じることがあります。
音が一定に満ちると、そこから輪郭が消えて、背景のようになるのです。ひとつの音が、逆に静けさの器になります。
人の頭の中も、これに似ています。考えがひとつ鳴り続けていると、それ以外の雑音が遠のくことがあります。
無理に静かにしようとするより、ひとつの音に身を預けるほうが、楽なときもあります。
蟬の声のなかにも、余白があります。満ちた音の底に、静かな場所が残っています。
音の多い夏こそ、その底のほうへ、耳を沈めてみてほしいのです。
たけと





