何もしなくていい。  
ただ抱きしめてくれるだけでいい。  

雨音の中で、そう思う夜もあるよね。  
深夜や早朝は、
“お話と添い寝”のご予約が多いです。  

人によっては、あえてファンタジーを
選ばないこともあります。  
気をつかわせたくないからかもしれないし、  
今日はゆっくり眠りたいからかもしれない。  

お話だけ、添い寝だけ、マッサージだけ。  
飲みだけ、家事手伝いだけ。  
“だけ”でもいいんです。  
その夜に必要なのは、
ただ一つの安心かもしれないから。  

けれど、普段はファンタジーを
お願いしないという人が、  
僕と過ごすうちに「この人なら」と
心を開いてくれることもあります。  
最初は添い寝のつもりが、  
「もっと近くで触れてほしい」と
自然に気持ちが変わっていく。  

心がほどけると、
身体も同じように近づいてくる。  
その瞬間、僕は、
ただそっと手を差し伸べるだけ。  
“心も身体も預けていい”と
思ってもらえたことが、なにより嬉しい。

あなたのメンケア担当として、  
どんな過ごし方も肯定したい。  
ファンタジーを望むときも、  
そうじゃないときも。  

選ぶのはいつだってあなたで、  
僕はただ、その想いを受け止めます。

＊ 広臣 - HIROOMI - ＊